プライド

 

雪の死体はどうも冷たくってね、泣きたくなるんだよ。

掴ませちゃくれないし、消えていく空想を吸い取って、無くなっていく。

記憶の中からも。

形容詞がどれだけ必要かって、わたしは、よくともだちの魚に言った。

魚はさえずりながら、美しいという。

美しい。美しい。と。

わたしは言葉を知らないから、小難しい言葉を述べられない。

だが、小難しいにも小難しいなりの秘薬があるんだって、おもう。

苦い顔しながら言葉に触れる。

新感覚。

海の層が増す感覚。

プログラム。

わたしはわたしらしく、簡単な言葉で、秘薬を作ろうと思う。

その秘薬をみて、誰かが泣いたりしたら。

それが、わたしの秘薬になるだろう。

主語にあいさつを。ぺこり。