ねむい

 

最近わたくしは、あまったるいのだ。

片栗粉をぬるま湯で溶かしたように、変に水っぽく、ドロっとしているのだ。

そのまま、朝方の風を感じながら歩くのが、何故だか心地が良い。

眠い。

なんでこんなに眠いのかわからない。

ここ一週間は卒業試験があり、

先生も生徒も静電気みたく触れられないドアノブだったのに。

わたしは、寝坊してばかりだ。

これでいいのか。

これでいいのか、わたしは。

そんな罵ることも無く、

片栗粉の妙に堅くなった溜め息を背負いながら、息を吸っている。

でも、美味しくってさ!笑っちゃうんだ。

実物が怖いわけではないよ。

ただ、ゆっくり感じたいんだ。

わたくしなら、おっきくはねのけてどんどん前に進めると思う。

出来ることなら、なんだってしたい。

だけど、歯車を錆びらせて動きを鈍くしたらさ、

繊細な芸術にも触れることが出来るんじゃないかって。

どんどんなんでも出来ちゃって、

当たり前な顔になってお茶なんて飲んでたらさ、

挨拶の仕方を忘れてしまうもの。

感情と人間と時間に、

挨拶を。