吸う、吸う、

 

過去のおはなし

 

暑い夏に熱いコーヒーを飲むという想像をすると喉の奥が熱さと旨みを吸収するような感覚になる。喪失した胸の中で熱いコーヒーがたらりたらりと染み渡り、胃の中におさまる。空っぽの頭と温かい下腹部がなんとも言えない気持ちにさせる。寝起きの汗ばんだ肌と乾ききった喉、どれも架空の他人のもの。だけど、血流まで、分かっているような気持ちになってしまう。昔書いた話はそこで生きている男が寝起きに熱いコーヒーを飲むというシーンから始まる。壁は何故か白いコンクリート。部屋にはベットしか置いていない。設定など無かった。

 

結構、覚えているものなんですね。幼い頃から忘れん坊で。

気にしちゃいけないと、思いながら生きている。

そういう時もある。わたしの口癖。

 

 

最近モデリングにはまってます。

息の吸い方。視線の向き。背筋の角度。気分の調子。